おもちゃ屋ふくい
大人も子どもも夢中になる店

町の子を見守り半世紀懐かしさで大人買いも

子どもの頃、お小遣いを握りしめて通った町の駄菓子屋さん。消えつつある昭和な店の姿を今に留めるおもちゃ屋ふくいには、メディアの取材も多いそうです。店内には各種玩具やレトロな駄菓子、くじなどはもちろん、男の子に人気のカードや女の子が目を輝かせる文具がぎっしり

「今のような店になってから半世紀。子どもが一人で大金を持っていると、親が知らないのではと心配したり、電子ゲームが流行
り出した頃には、『子どもが遠出しないようこの店でゲームができるようにして』と頼まれたり。いわば子どもたちの見守り役で
すね。親が安心して『行っておいで』と送り出せる店づくりを心がけてきました」と店主夫妻。

大人になって「おばちゃん、僕のこと覚えてる」と訪ねてくるかつての常連客も多く、我が子に自分の好みの商品を勧める親や懐かしさの余り大人買いする人など、各人がそれぞれのタイムスリップを楽しんでいます。大人も子どもも夢中になれるワンダーランドで、ワクワクする時間を過ごしてみませんか。

おもちゃ屋ふくい
美川で数世代続く商店。1975年から現在のような業態となり、おもちゃ、駄菓子、食玩、文具、たばこなどを販売。昔ながらの商品から現代の人気アイテムまで、品揃えも豊富。
