鹿南精工

大型設備と技術が武器。丸物の立旋盤 ・ 研磨加工

スタッフ5人の小所帯ながら、 ビッグサイズのＮＣ立旋盤機などがずらりと居並ぶ工場内。

「直径４００〜２０００ミリの丸物の立旋盤やロータリー研磨加工を行っており、特に大物を得意としています。規模の割に大型設備が多いのは、加工の付加価値を高める狙いで、積極的に設備投資を行うと同時に、機械の力をしっかり生かせるよう社員の技能養成にも尽力しています」と語るのが、南野隆行代表取締役社長。

その言葉を裏打ちするように、精密・精巧な仕事ぶりは大手取引先からも高く評価されています。たとえば芯出しであれば、異形物であっても誤差 10ミクロン以内で行える技術を有するとともに、高性能の計測器を導入。 正確無比な測定能力を誇っています。

「小ロットはもとより難易度の高い異形物なども、まるで駆け込み寺のようにお引き受けしています。新しいものや難しいものを扱えば扱うほど、どんどん技術が磨かれますからね。今後も未知のものに挑戦して可能性を広げていきたい」と語る南野社長。その探求心に限界はありません。

丸物の立旋盤／研磨加工

有限会社 鹿南精工

1974年に南野社長の父親 が創業。NC機導入などの大規模な設備投資を通じて新規取引先を獲得。中小サイズから大物サイズまでの丸物 金属の立旋盤や研磨加工を手がける。