西川鉄工所

機敏なフットワークで高度な要望にも即対応

ブッシュの内側に切り入れた油溝

西川吉朗さんが代表を務める西川鉄工所の創設は1958年。建設機械で緩衝のために使われる円筒形のすべり軸受部品 「ブッシュ」加工のスペシャリストです。円筒の部材の研磨前加工を吉朗さんと息子の進一さんが担当し、機械が作動する時の焼き付けを防ぐ油溝切りを、 吉朗さんの奥さんが担っています。

夫妻が長い年月培った技術を駆使して作業に励む傍らで、「効率や精度を高めるために今後はもっと自動化を」と夢を膨らませているのが、4年前に親会社での修業を終えて入社した進一さん。

三者三様の力が絶妙に噛み合いながら、息の合った家族ならではの軽快なフットワークで追求するものづくりが同社の特長となっています。

油溝切り後のグラインダー処理

ニーズの高度化・複雑化が加速する今日、取引先からの突然のオファーや高難度の試作品、 小ロットのオーダーなどが増えています。

そのような難しい要望にも、迅速かつ適切に応えられるのが西川鉄工所。足回りの良い実力派チームに寄せられる期待は、高まるばかりです。

▲長年の技を作業に生かす吉朗代表
▲油溝専用の切削機で溝を切り込む
▲NCを使って可能性を追求する3代目

ブッシュの油溝切り

高い技術と機敏なチーム力が武器

1958年創業、建設機械で緩衝のために使われる円筒形のすべり軸受部品「ブッシュ」 加工のスペシャリスト。熟練の両親と新技術を身に着けた 息子との3人4脚のものづくりは、フットワークも軽快。高難度のオファーにも迅速に対応できる実力が魅力。

西川鉄工所

1958年に現在の西川吉朗代表の父親が創業、父、子、孫と親子3代、家族でものづくりを受け継いでいる。ブッシュ製造の中間工程である油溝切りのスペシャリスト。

石川県白山市湊町子4-118
tel.076-255-7078
fax.076-255-7036
営業時間:8:30~19:00
定休日:日曜、土曜不定休

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