めん処 一休どん

仕込み水にも一工夫職人の技が光る逸品

丹念に仕込んだうどんを湯がく店主

金沢の名店で腕を磨いた崎田稔さんが、 故郷で店を開いたのは20年以上も前。
店主が毎日心を込めて作り上げる渾身の一杯が、 やがて麺好きの知るところとなり、 今では県外からも客が訪れる人気店となっています。

コシがありつつ舌触りの滑らかな麺は、 すべて自家製。
仕込み水には美川の名水、 安産 (やすまる) 水系の井戸水や能登海洋深層水を使い、「こねて」 「踏んで」を繰り返した後は一日寝かせて熟成させます。

麺を優しく包み込む出汁は、 昆布とかつおの旨みも絶妙。うどんと出汁のハーモニーが、 食す人の心をしみじみ潤しています。

店内の大窓からは白山の姿が一望できる

この幸せな味わいを、 出産を控えた妊婦さんにもお裾分けしようと考案されたのが、 店の名物 「安産うどん」 。
安産のご利益をうたう美川の安産日吉神社にちなんだもので、 滋養も彩りも豊かな一杯は、 妊婦さんには特別価格で提供されるとのこと。

このほかにも、 店主が工夫を凝らしたメニューが並ぶ一休どん。一休みがてら、ドライブがてらに訪れてみてはいかがでしょう。

▲味噌の風味も豊かな「鳥みそうどん」900円
▲キャベツを忍ばせた「ソースカツ丼」830円も人気
▲「安産うどん」1,188円(いい母)、妊婦は719円(無い苦)で

安産うどん

安産の祈りを込めた絶品うどん

1,188円(妊婦さんは719円)

自家製麺とやさしい味わいの出汁が人気。おすすめの安産(やすまる)うどんは、地元の安産日吉神社にちなんで安産を祈念する一杯。長芋や梅、 卵、金箔などをトッピングした滋養強壮の逸品だ。ほかに鳥みそうどんやソースカツ丼などメニューも豊富。

めん処 一休どん

1998年開業。地元の名水や海洋深層水で仕込んだ自家製麺は、コシがありつつモチモチ滑らかで、旨み豊かな出汁と好相性。
店主こだわりの味を求めて遠来の客も訪れる。

石川県白山市蓮池町ア9-4
tel.076-278-5919
fax.076-278-5919
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~21:00
定休日:火曜

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